これは会社を辞めて無職になって再就職するまでの話なんですが、私は当時の上司とそりが合わなくねちねち嫌みを言われたりなど色々あり会社を辞めました。
会社を辞めるという意思に味方が居てくれたが、しかし、、、
当時、彼女と同居していたんですが彼女も普段から自分の愚痴を聞いていたこともあり辞めることを支持してくれました。会社をやめた当初はもう仕事にいって嫌な思いをしなくてもいい、ストレスになることもないと思い気持ちが軽くなっていました。
辞めてから1ヶ月ぐらいグウタラした生活をしていたのですが彼女から、
「そろそろ仕事探したら?」
と言われ生活するのにお金も必要でいつまでも無職でいるわけにはいかないよなと思いながらもやる気がおきなく適当に理由をつけて就活を先延ばしにしていました。
彼女は初めは許してくれていたんですが私のあまりのだらしなさに我慢の限界。そしてついに言われた言葉。
「これ以上ニートでいる気なら別れて出ていく」
今まで危機感を感じながらも、ダラダラしたいた自分に気付く瞬間だ。
自由な日々から焦りが襲う地獄の日々
さすがに私もそれにはあわててすぐに就活をはじめました。ハローワークに通い求人情報誌を読み漁る毎日。
何社かに履歴書を送るが試験どころか面接にもいけず書類審査の時点で落とされるなんてことが続きました。
その時は履歴書、普通に書いたし特に変なことを書いたわけでもないのになんでだ?と言う気持ちが強く納得がいかずイライラしていましたがとりあえず受けまくったらその内受かるだろうと思っていたので目についた会社に片っ端から履歴書を送り面接や入社試験を申し込みました。
ですが面接や試験までいけたこともあったんですが結果は散々。
合計27の会社に不合格通知
を突きつけられました。私も落ち込むと言うか絶望してしまい社会人として失格を宣言された気分でした。
彼女は「そんなことは普通だから大丈夫」と励ましていてくれていました。ですが私はもう就職する自信が持てず彼女に同居を辞めて別々に暮らさないかと提案しました。別れる気はなかったのですがこのままだとヒモになってしまう、そしたら今度こそ呆れられ別れ話になると考えていました。
なので実家を頼り就職するまでは実家で暮らそうと思って提案をしました。ですが彼女の方が別れ話なのかと思ったらしくなかなか納得してくれませんでした。
話し合っているうちに彼女に結論を少し待ってくれと言われ一旦その話を置いておくことなりました。それからしばらくはまた就活する気がおきず家事などをして過ごしていました。
再就職で安定した日々を再び手にする
「もうイヤだ!!!」
「誰か助けてくれ!!!」
心の中で叫ぶ毎日だった自分に神の助けが。
数日後、彼女から私の親が働いている工場で社員募集しているから働いてみないか、親の紹介だから採用は確実だよと言われその時の私は仕事を選んでいられないし自分の為に持ってきてくれた話を蹴るわけないとすぐに彼女と彼女の親にお願いをしました。
面接の時に初めは契約社員で正社員になるには一年の実務と試験が必要と伝えられたのですがその時は働かせてもらうだけありがたいと考えていて二つ返事で了承し入社試験を受けその工場に入社させてもらえることになりました。
初めに言われた通り入社当初は契約社員として3ヶ月更新で働きました。それなりの給料で満足できる額ではなかったですが頑張れば正社員にしてもらえるし、正社員になればもちろん待遇がよくなると自分を奮起させ、口を聞いてくれた彼女の親の顔に泥を塗るようなこともできないと一生懸命に働らく日々。
そのおかげなのか高く評価してもらい正社員への昇格試験の時にはもうほぼ確定だから気楽な気持ちで受けてこいと上司に声をかけてもらえました。
結果はみごとに合格、念願の正社員になれて現在も継続して同じ会社で働けています。今では当時の彼女と結婚し安定した収入もえて不自由のない生活を送っていますがこの時の就活が無職の時に1番辛かった思い出です。