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転職失敗談 友人の職業が羨ましくて退職...そして後悔

S大学を卒業し、新卒で上場企業に入社できました。しかし入社間もなくして退社してしまい、フリーターになり転職を1回しています。そんな私の転職失敗談をお話し致します。

友人の職業が羨ましくて仕方ない

今の時代転職は当たり前かもしれないが、転職した理由が「キャリアを積んでスキルアップしたい」とか前向きな理由などではなかったです。

 

どちらかというと「何かダメな部分を探して、自分には合わないからやめる」という理由が大体でした。

まず上場企業を辞めてフリーターになった理由は、「ほかにやりたいことがあったから、仕事を辞めた」です。

 

上場企業に就職できたにも関わらず、在籍1年足らずで仕事を辞めました。私の「ほかにやりたいこと」とは、地元の市役所職員になりたかったというものです。

 

元々公務員志望だったか?というとそうでもなく、

 

友人が公務員になった事がうらやましく思い、目指そうと思いました。

 

さすが公務員。
民間企業に比べて安定感が半端じゃない。

 

そんな、
低レベルな考えでした。

退職なんかするんじゃなかった。。。

そんな感じでしっかりと公務員試験に向けて勉強はしたのですが、結局公務員にもなれませんでした。
新卒で入社した上場企業の仕事内容については興味のあった仕事ではありました。

 

なので営業成績もかなり良かったです。ただずっと続ける仕事かどうかというとそうではなかったと思います。

 

ただ早期に退職をせずに上場企業で頑張って、厳しさと仕事の達成感を感じるようになって成長していたら、今とは違う人生になっていたかもしれません。

働ければ何でもいい

公務員試験も受からなかったので、地元で仕事を探しました。

 

当時はまだ若いし、なるべく「自分でやりたい仕事を見つけよう」と思いハローワークや求人媒体をチェックしていました。

 

地元で仕事を探すといっても中々自分のやりたいような仕事は見つからず、だからと言って都内まで行って仕事をしたいとは思っていませんでした。

 

親からは早く仕事について欲しいと言われてしまい、気持ちに焦りが出てきてしまい、

 

「自分でやりたい仕事を見つける」という考えを捨て、

 

「早く仕事を見つけて、両親を安心させてあげたい」という気持ちになってしまいました。

 

結果的に従業員が30人程度の地元の町工場での営業職に就くことができました。

転職先の後悔の1つ『経営者の親族』関係

そこでの経験は製図の見方や機械の操作、納期の管理方法など様々な事が学べて、職人や日本の経済を支える技術対しての尊敬の気持ちやモノづくりの楽しさを学びました。

 

元々細かいモノづくりは好きなタイプで自分に合う業種の仕事なのだと感じました。

しかし、この町工場は同族会社で、問題は親族でした。

 

私は従業員との人間関係は良好でしたが、親族との関係が本当に苦手でした。
私の上司に親族がいたのですが、その上司は基本的に何も仕事をしません。

 

またお客様先でトラブルを起こしたり、親族同士で毎日のようにもめ合ったりの間に私が入らされていました。心身共に疲弊してしまい「もういい加減にしてください」と直接上司に言ってしまいました。

 

社長に相談もしましたが、社長も親族の肩をもつので何も解決しませんでした。その後1年は我慢して働きましたが、続きませんでした。

 

上司は誰にも選べないです。ましてや同族会社の親族なので回りの労働者は何も言えません。何も言わないが正しい会社のルールだったのに私がそれを壊してしまいました。
正直良かったのか悪かったのかわかりませんが、私自身はとても精神的にきつかったことを覚えています。

フリーター時代の苦しみを糧に

そして現在は、フリーターや転職の経験を経て、自分なりに「働くこととは?」という疑問を抱くようになり、労働法を扱う士業の仕事をしています。

 

私の職歴については他者に対して後ろめたさがありましたが、今ではそれが武器になるようなお仕事をさせて頂いてます。

 

フリーターや転職経験の中での失敗や気付きは、必ず自分の武器になると思います。その経験を胸張って生かすのは自分次第です。

 

もし同じような経験をされている人がいましたら、こんな私の経験でもお役に立てればと思います。

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